ローカル酵母

少し前にInstagramに投稿した記事です。
大学の農学部でローカル酵母の研究のお手伝いを
させてもらっています。
主に酵母の培養と、植物等から分離した酵母菌で
パンが焼けるかどうかの実験を担当しています。


うちの庭のローズマリーから
ラカンセア酵母が取れました。
(農学部の研究室で分離していただきました。)
今日、実験室でパンが焼けるかどうかの
実験をしました。
結果は写真の通り。ふっくら焼けました!
酵母によってはうまく焼けないこともあるので、
すごーく嬉しかったです。
普通パン酵母といえばセレビジエという名前の
酵母菌です。
ラカンセアという酵母菌でパンを焼くのは
とても珍しいことなのだそうです。
それも地元で取れたローカル酵母。
(現在販売されているのは鹿野の桜から取れた
ラカンセアで、鹿野の一心庵さんが焼かれた
ローカル酵母パンがあります。鹿野の道の駅で
販売中です。)
何度かラカンセアで製パンをしましたが、
バターやミルク無しでもしっとりと仕上がりました。

今日は研究室の児玉先生のご出身、
愛媛県で作られたブラッドオレンジを
ドライにしたものを入れました。
(国産のブラッドオレンジも珍しいですよね。)
とてもきれいな色、香りも味もしっかり、
それでいて自然な味で贅沢な美味しさでした。

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