今年の冬は雪が多くて、
山陰の冬にはただでさえ少ない晴れの日が
あまりない気がします。
曇り続きの毎日はやっぱり憂鬱。
この暗い箱から早く出して!って気持ちになる。
それが、この連休に少しお天気が回復して
空気はまだまだ冷たいけれど、
おひさまの中に何となく春の陽射しを感じ始めました。
焦がれていた春の光と気配。
それだけで重苦しかった気分が軽くなる。
昨日までは炬燵の中が一番だったけれど、
ちょっと外に出てみようかな、
誰かに会いに行こうかなという気分にもなる。
冬の山陰の空は何年住んでいても
どうしても辛く感じることがあるけれど、
その辛さがあるからこそ太陽の光の有り難さを
余計に感じます。
春がやってくる嬉しさもひとしおです。
こんなお話をしていますが、明日からはまた
天気予報はずらーっと雪マーク。
もう雪はいいねと、お客さんや友達と話したばかりなのに。
それでもいつもの通り、行ったり来たりしながら、
少しずつ少しずつ、春に近づいて行きます。
今は遥か遠く思える桜の季節も、気付いたら多分
あっという間です。
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